【開催報告】ナノバブルによるワインと日本酒の酸化抑制効果の官能テスト
本年2月6日(火)、2月19日、ワインや日本酒の酸化を抑制し、開栓時の風味を長持ちさせる技術の検証を、官能テストとガスクロマトグラフィーの計測などを組み合わせて検証する官能テストを開催いたしました。
【協力企業】
アカデミー・デュ・ヴァン大阪校
株式会社今井商店
辰馬本家酒造株式会社
株式会社西山酒造場
株式会社増田德兵衛商店
有資格者の方には、搾りたての生酒やワインのの風味が持続するか、抜栓したワインの味や香りはどう変化するか等を検証していただきました。
▶︎対象資格
・ソムリエ・エクセレンス
・J.S.A.ソムリエ
・ワインエキスパート・エクセレンス
・J.S.A.ワインエキスパート
・SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)
・唎酒師
・WSET®Level 2
・WSET®Level 3
ご参加いただいた皆様からは、NanoGAS®︎水の可能性に期待していただけるようなコメントを多くいただきました。
『(NanoGAS®︎水を添加した)ワインのみ果実味の厚みや複雑さが残っている。香りはこの要素が味わいよりは控えめですが、味わいはかなり楽しめる。グラスワインとして比較的安心して使える。どれくらい香味が保つのかは逆に試したいと思います。』
『香りは控えめになっているが、このワインの特徴の果実の香りは長持ちしないながらも保っている。味わいも香り同様 個性がしっかり残ってるとは言えないが、輪郭はしっかり味わえる。』
現在すでに腸内細菌叢移植の移植用菌液に実用化されているNanoGAS®の技術を、産業分野でも活用いただける一歩となれば幸いです。
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今回の検証は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の助成金を活用して行いました。
*NEDOとは:科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の規定により定められた、指定補助金等の交付等に関する指針に基づき、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的として、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「日本版SBIR(Small Business Innovation Research)制度」の一翼を担うものです。