シンバイオシス株式会社

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今までの固定概念が大きく変わりつつある今、臓器ごとに細分化された医療も変革の時を迎えています。 微生物と共存共栄することで得られる未来に、 「腸内細菌」 「糞便微生物叢移植」 は大きな役割を担っています。

そしてその技術を支える微細な泡の技術は、多機能でありながら材料が水のみで済むことから環境に優しく安全性が高いとして多くの分野で活用が期待されています。

未来の地球のために今できることを探求するシンバイオシスへようこそ。

シンバイオシス株式会社
代表取締役田中 三紀子

略歴・資格

略歴
  1. 1962年7月15日生まれO型 かに座
  2. 1985年3月神戸女学院大学文学部卒業
  3. 1985年4月朝日放送ラジオ制作部 入社
  4. 1988年2月朝日放送ラジオ制作部 退社
  5. 1988年10月自宅で幼児教室と学習塾開設
    商事会社勤務 (起業準備のため)
  6. 2008年2月株式会社アビリティーズ設立
  7. 2017年10月腸内フローラ移植臨床研究株式会社設立
  8. 2017年11月一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会設立 評議員
  9. 2020年12月シンバオイシス合同会社代表社員就任後、株式会社に組織変更
  10. 現在 :腸内フローラ移植臨床研究株式会社 シンバイオシス株式会社 代表取締役
    一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会 評議員

社長からのメッセージ

私が生まれたのは1962年です。
高度成長期の真っただ中で日本の実質経済成長率は年平均10%を超え、誰もが前向きになれる時代でした。

女性の社会参画を是とする両親のもとに育った私は大学卒業後ラジオ局に就職しました。しかし男女雇用機会均等法施行前、女性は寿退社し家に入ることが当たり前の時代でした。旧家に嫁いだのちは自宅で幼児教室をしながら3人の子育てに追われる毎日を過ごしていました。

しかし、結婚してもママになっても能力を生かして働きたいという思いが年々募り、45歳の時に起業し株式会社アビリティーズを設立、ITスキルの高い女性たちと販売促進サービス事業を2008年にスタートさせました。紆余曲折はあったものの、順調に拡大し10周年を迎えました。

この10年は最も充実していた時でもあり、と同時に私の人生の中で一番苦しかった時でもあります。

アビリティーズを設立して2か月後に実家の母が急死し、父と病気の妹の世話のため実家通いと設立したばかりの会社のことに追われる日々。子供たちの体調変化に気づくことが遅れ、とても後悔した経験がありました。子供たちとの時間を確保するため、しばらくは事務所として借りていたマンションに住むことを決めたのですが、今度は義母が入院し、介護と仕事と家庭を両立させるため時間がいくらあっても足らない時期を何年も過ごしました。

家族みんながインフルエンザになっても、いつも看病する側で健康には自信があった私でさえ、この時期は心身ともに疲弊していきました。『御社に仕事を任せて良かった、この出会いに感謝』と取引先に言われることが何より嬉しく、期待以上の仕事を提供したい思いの一方で、家族の病気は一進一退を繰り返し、行き場のない苦悩の中、検査や薬漬けの医療に対し得も言われぬ不安や不信感が年々大きくなっていました。

どれだけ食事、睡眠、運動に気を使っていても、どれだけ現代医療、総合医療を学んでみても、一向に体調が回復しないこと、逆にどんどん悪化することを目の当たりにする日々。現代医療に対する限界を強く感じていました。

そんな時、腸内フローラ移植専門クリニックのサイトリニューアルの依頼がありました。当時は腸内細菌について、ほとんど知識がありませんでした。すでに治療が難しい炎症性腸疾患などにおいても改善したという症例があり、未経験の分野ではありましたが、知れば知るほどその可能性を感じました。
保険診療だけでは決して得られなかったこの奇跡に、心底衝撃を覚え、私はその後微生物の世界に一気に引き込まれることになったのです。私が腸内細菌に出会って半年後、その可能性に共感してくださった臨床医を中心に、糞便微生物叢移植(FMT)に取り組む日本初の組織的な団体「一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会」設立へと動き出しました。

私には創りたい未来があります。

子供たちがいつでも適切な医療を無償で受けられる拠点が世界中にあって、医療機関では、腸内環境を整えることが第一優先とされている。

病気になる前に腸内環境を整えることがもはや常識になり、生まれながらの疾患は激減していく。

健康診断の項目に「腸内フローラバランス検査」が標準化され、健康な時の便をバンクに保存することが日常化し、病気になったときには『自分の健康なときの便と疾患に対する適切なドナーの便をブレンドして移植する』という方法が標準医療にもなっている。

FMT(腸内フローラ移植)が普及することで医療費は大幅に縮小し、健康な老人が増え、介護を必要とせず自立した生活を楽しむことが出来るようになる。
NanoGAS®の泡の技術が各国の各産業分野で利用されると自然豊かでエネルギー問題のない世界にもなるでしょう。

私たち大人がこれまで現代社会で犯し続けた選択の誤りは、様々な形で子供たちの健康を害し、子どもたちが住む地球を傷つけてきた、と今こそ気づくときではないでしょうか。

私がもし医師や科学者であったなら、自分の経験や知識に縛られ、「腸内細菌」「腸内フローラ移植」に出会っていても、その可能性に気づくことなく素通りしていたかもしれません。しかし『非常に幸運なことに』私は、真っ白な状態で「微生物」と出会いそして空気と水だけで作られた「泡」にも出会うことが出来ました。

本当に最高の気分です。

ただ、今までの常識になかったことがやっと形になりつつありますが、それだけでは世界は決して変わらないことも知っています。では、どうすれば良いのか?
それを実際に使う人の手に渡す『かけはし』が必要なのだと思っています。

未来はこの手で変えられる

それを実感した私だからこそ出来ることがあります。
今までの固定概念を超えた医療へと変わりつつある今、その『かけはし』となって、菌と共存共栄することで得られる未来、「腸内細菌」「腸内フローラ移植」が難病を治癒し予防する未来を、真の健康を心から願う仲間たちと一緒に創っていこうと思っています。

シンバイオシスへようこそ。

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